理塘
長青春科爾寺(チャムチェンチョエコルリン寺)
長青春科爾寺は理塘寺、リタン・ゴンパとも呼ばれているチベット仏教のゲルク派の寺院です。チベットでは昔から「ラサに三大寺(デプン寺、セラ寺、ガンデン寺)あり、アムドにクンブム・チャンパーリン寺(塔爾寺)あり、カムにはリタン寺がある」といわれるほど有名な寺です。1580年、ダライラマ3世の発願により建立され、現在では800人ほどの僧侶が常駐しています。カム地区では唯一、「ゲシェー」の学位の取れる寺院です。
建築
カンゼ地域のチベット族の民家は伝統的なチベット式木石構造となります。その中最も代表的なのはトーチカ風家屋です。民家は普通二階建てで、三階建てもあります。住居の装飾は華やかで、濃厚な宗教色に富んでいます。
服飾
チベット族の服装は地域によって、著しく異なっています。牧畜地区の服飾材料は現地で獲得し、ほとんどの生地が羊の皮です。飾り物はほとんど蜜蝋やサンゴなどの天然物を使います。牧畜地区の民衆は、ブロケード、カワウソの皮、ヒョウの皮などを使用し、襟、袖口、上衣の底部を飾り、より洗練されている品質と仕上がりを保ち、豊かで豪華なパターンを追求しています。
競馬祭
毎年の7月から8月にかけて、カム地方にはチベット高原で一番大規模な競馬祭が行われます。全州からチベット族の伝統衣装に身を包んだ人々が集まり、草原で繰り広げられる競馬、歌、踊りを見物します。競馬祭では馬やヤクの競技だけではなく、射撃などのチベット独特なスポーツ、チベット芝居などの活動も行われます。また、夏になると、カム地方の村々が次々草原集まりを開催します。地元のチベット族住民はテントを張って、踊ったり、歌ったり、様々なお祝い活動が行われます。広々とした草原の絶景を満喫できます。
酥油花(バター彫刻)
バター彫刻はチベット僧侶がバターを原料に人物や、花などの植物や、鳥などの動物などを彫刻した芸術作品です。既に1000年以上の歴史があります。チベット寺院ではバター彫刻を体験できます。
タンカ
タンカは、主にチベットで仏教に関する人物や曼茶羅などを題材にした掛軸です。タンカの制作は既に千年以上の歴史があります。伝統のタンカの顔料は金、銀、白土、真珠、雄黄、孔雀石、藍銅鉱、瑪瑙などの鉱石や、サフランなどの植物から作られた塗料が使われます。ただし、現在には化学塗料が使われることも多いです。この旅に様々なタンカをご鑑賞いただけます。
1.壮大な雪山、険しい氷河、透き通った高山湖、広大な牧草地、鬱蒼とした森林など、息を呑むような景色を撮影します。
JA04 成都-理塘-亜丁-新龍-白玉-徳格-カンゼ-道孚-丹巴-四姑娘山-成都
2.壮大な雪山、険しい氷河、透き通った高山湖、広大な牧草地、鬱蒼とした森林など、息を呑むような景色を撮影します。
JS03 成都-耿達-丹巴-新都橋-雅江-理塘-稲城亜丁
3.盛大な競馬祭を楽しめます。
JS05 玉樹-徳格-理塘-亜丁-新都橋-康定-成都