西江
ミャオ族の服飾
ミャオ族は中国の主要な少数民族の1つで、悠久な歴史と豊な民族文化を持っています。ミャオ族のクロスステッチ、刺繍、錦織り、蠟纈染め、切り紙、アクセサリー作りなどの工芸美術は鮮やかで多彩で、特にミャオ族の衣装が絶賛されています。唐代の詩人杜甫は「五渓の衣服 雲山を共にす」という有名な詩を残しています。ミャオ族の女性の服装は300余りの様式があります。スカートは足元までの長さがあり、流れるような優雅さをしていますが、膝よりも短いのもあり、美しく見えます。髷に挿した髪飾りだけで数十種類があります。銀の装飾品はミャオ族の服飾の重要な構成部分であり、ミャオ族の銀の髪飾りは通常10kg以上であり、大きい、多い、重いことは美しく思われ、飾りの高さは往々にして着用者の身長の半分を超え、多くの少数民族の服飾の中でユニークな特色を持っています。
トン族の建築
トン族は建築を建てることに長じています。精巧で多様な構造のあるトン寨鼓楼、風雨橋など素敵な建築が世に残しています。貴州にはたくさんの有名な鼓楼と風雨橋があります。橋の上に廊下とパビリオンが建っており、人が通行し、風雨を避けたりすることができるので、風雨橋と呼ばれています。これらは漢末から唐代に至って興った古建築であり、釘やリベットやその他の鉄を使わず、いずれも耐久性のある材質の杉の木でほぞを掘って、建築の各部分をつなげています。建築群はくねくねと伸びて交錯し、気宇壮大です。
吊脚楼
吊脚楼は中国重慶、広西、広東、貴州の一部にある少数民族の民家様式のことです。吊脚楼は一般的に山や川沿いに建てられ、平地では木の柱で支えて上下2つの層に分けられます。上の層は風通しがよく、乾燥、防湿で、居室として使用されます。下の層は家畜を閉じ込めたり、雑物を積み上げたりしています。地面の上に高く吊るすことは、換気と乾燥の効き目があるだけでなく、有毒なヘビや獣を防ぐことや、床の下に雑物を置くこともできます。
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